2025.07.24
「スマホ」が子どもに与える影響②(乳幼児期の遊び編)
今回は、乳幼児期の発達に焦点を当て、スマホ利用が子どもの「創造的な遊び」に与える影響について解説します。
【創造的な遊びの減少】
子どもは遊びのなかで、想像力、社会性、集中力など、さまざまな力を育んでいきます。ごっこ遊びや積み木遊びなど、自分の思いや工夫を表現する遊びは、発達にとってとても大切です。
しかし、スマホは小さな画面のなかで完結するため、「自分で考えて何かを生み出す」といった経験が減ってしまいがちです。その結果、遊びそのものが受動的となり、想像力や主体性、思考力が十分に育ちにくくなる可能性があります。
最近はスマホでも、作ったり考えたりできる知育アプリもありますが、乳幼児期にはやはり、実際に手で触れたり、音や感触を確かめたりといった、五感を使った体験がとても大切です。画面の中の二次元の遊びよりも、実際の物を動かしながら遊ぶ方が、より深い学びや発達につながります。
乳幼児期に遊びを通してこれらの非認知能力を高めていくことで、就学に向けて、学びに向かう力を身につける土台を作ることができます。
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