家族の会話と意識を広げてくれる知育ポスター / 空間コーディネーター平野ミカさん

はじめまして。空間コーディネーターの平野ミカです。愛媛を拠点に、インテリアコーディネートや衣食住の暮らしにまつわるレッスン、相談会などをしています。 

私生活では中1の息子と小4の娘がいます。子どもたちとの生活の中から学んだこと、半世紀生きてきて経験したことを交えながら、皆さまの暮らしのヒントになること、インテリアとして素敵に見えるけれど実は片付けやすく機能的なお部屋作りのポイントなど、家族みんなが心地良いと思える空間作りをお伝えできたらと思いながら日々活動しています。 

そんな我が家のリビングの一面にあるこのコーナーには、フォルネの知育ポスター3種類を貼っています。
●日本地図ポスター
●世界地図ポスター
●惑星ポスター

■知育ポスターの効力は「覚えること」だけじゃない

知育ポスターと聞くと「覚えるために目につく場所に貼る」というのが私の認識でした。 

なので、息子と娘がひらがな数字を覚えはじめたとき。そんな時期にはお風呂に貼れる知育ポスターを見つけてきて、お風呂に入っているときに眺める。10年近く前は、そんな生活を送っていたなーと今懐かしく思い出しています。

我が家にこのポスターがきたのは半年前。もちろん、日本の都道府県を覚える。世界の国々の名前や場所を覚える。最初の目的はそこでした。けれど、このポスターの効力は思わぬところにありました。

 家族で日本を制覇する目標ができた

息子の中で生活のリズムが変わるきっかけがあったこともあり、じわじわと彼の反抗期がはじまった昨年の夏休み頃。

何か軌道修正をしたいなと思っていたところ、旅行に行こうかと夫が提案してくれました。

思い返せば息子が3年生になると同時に世の中はコロナ禍になり、旅行どころか外出もままならなくなりました。

いろんなことの制限が緩んできた頃には週末はサッカー三昧でなかなか家族揃っての時間が少なくなりました。久しぶりの家族旅行、どこに行こうかと考えはじめたときにまず2人が眺めたのはこの日本地図。

「行ったことのないところに行ってみたいね」「なら、まず行ったことあるとこにシールつけてみようよ」「じゃあ、家族で行ったとこは金のお星様、誰か1人でも行ったとこは銀のお星様ね」 と言いながら兄妹でシールを貼っていき、「金閣寺と奈良の大仏見てみたいから、京都と奈良に行きたい!」という息子の希望を採用。

「大きなプールで泳いでカニ食べたい!」という娘の希望も組み込んで、京都と奈良を巡り、帰りに香川に寄って遊んで帰るという、陰陽のバランスをとるような旅になりました。

帰宅してから、京都と奈良は金のお星様に貼り替えられ。「全部が金のお星様になればいいね」と話す息子と娘の想いから家族の目標ができました。

それぞれがどこかに出かけて行くこともあるでしょう。まずは銀のシールが貼られ、その場所の魅力を家族に話し、いつか金のシールに貼り替える。なんとも楽しみな目標です。


世界は広いことを伝えられる

息子も娘も成長するにつれ選択の連続です。

どんなときも、
●選択肢はあること
チャンスは常に目の前にあること
それは伝えていきたいなと思っています。

今、見えている世界はほんの一部。身を置く環境も人間関係も経験できることも自分が掴もうと思ったら可能性は無限大であることを知ってほしいなと思っています。

自分たちが住んでいる愛媛を見てから日本地図全体を見ると、日本は広いんだと分かります。どこで何をするか、場所は沢山選べるんだということも知ることができます。

そして世界地図を見ると、日本は小さくて世界はうんと広いんだということももちろん。これだけの国があって、これだけの人種がいて、これだけの言語がある。だからこそいろんな人がて、いろんな考えがあって当然ということも理解できる。自分の考えやモノサシはあくまでも自分の感覚。みんな違うんだよということも知ります。

これからの時代を生き抜く子たちはコミュニケーションと考える力が必要だとよく耳にします。自分の居場所を選択し切り開いて行く力をつけていくためにも、常に広い視野を持つことは大切。この地図はそんなことも教えてくれる大切なアイテムです。

 

自然の摂理と身体の繋がりを感じられる

そして惑星ポスター。
私、月の満ち欠け、とくに新月と満月を意識して過ごしています。

仕事柄、女性のお客様も多く、月の満ち欠けや星まわりを意識されている方も多いように思います。女性だからホルモンバランスや月の満ち欠けによる感情の変化は少なからずあると思っています。上手く付き合いながら自分自身のバランスをとるために、惑星図を眺めながら、自然の摂理を知る。このポスターは私のための必須アイテムになっています。

娘は夜空に浮かぶお月様を見ては、「今日はどの辺りのお月様かな?」と惑星ポスターを見ながら答え合わせ。女の子である彼女にも、もちろん大切なアイテムです。

 

■空間のバランスを整える知育ポスターの生かし方

リビングに貼れたことで思わぬ効果も

このように暮らしの中で感性を養うために、見聞を広げるために、この知育ポスターは大きな効力をもたらしてくれています。

これを感じることができたのは家族が揃うリビングに貼れたから。この場だからこそ、会話のキャッチボールが生まれて、先の目標も話せる。家族それぞれの想いも伝えることができる。そんな時間を生むことができました。

空間にさりげなくなじむデザインであることももちろん、我が家のインテリアに合わせて色が選べるのも大きな魅力。

我が家はリビングの壁や建具が真っ白。この白さが家具と反発しているようで私は少し苦手でしたが、このポスターのチャコールグレーにより壁が締まりバランスがとれてきました。

空間全体を見て色のバランスを考える。ここでも引いて広く見る作業を子ども達と一緒にできる。またまた思わぬ効力でした。

この一角でしつらえるインテリアのポイント

我が家のこのコーナーは、今やリビングのインテリアのポイントになっています。どのご家庭にもある 90cm巾くらいの壁。案外この壁に何も置かないと空間が間延びしたりするもの。どう活用しようかと、お客様からもよくご相談いただきます。 

家具の配置やモノの配置を決めるときは、まず何を優先したいかを考えます。我が家のリビングダイニングで優先していることは「一つ一つのモノの良さが生きる空間づくり」。

このチェストは私がインテリアの仕事に就いたときに出合った大切なもの。ただ、今の家に置いたときに、チェストの上の壁がなんだか寂しいな、時計だけだと物足りないしな、と思っていたときにこのポスターに出合ったのです。気になっていた真っ白な壁の主張を和らげてくれ、さらに空間に高さももたせてくれ、部屋のバランスが良くなりました。

空間を作るときに大切なポイントの一つは高低差を作ること。それにより空間に動きが出て、広く感じることができます。そしてもう一つ大切なことは目の行き場を作ること。生活する場は雑多であって当然。いつも片付いた部屋だと逆に息苦しくなる事もあります。「生活する場=部屋着で過ごす場」だから、雑多な場所に目がいかないように部屋に入るとまず視線がいく場所を作る、その場をお気に入りのものでまとめる。そうすると、片付いていない罪悪感も軽くなるものです。

我が家のこのコーナーはまさにそんな場所。お気に入りのチェストの上にその時々の気分に合わせたグリーンやお花を飾る。お花はいつも娘と選びます。お花の色の組み合わせだけでなく、ポスターの色にはどんなお花が合うか、どの花瓶にしようか、などなど。彼女なりにこのコーナー作りを楽しんでいます。

想い入れのあるこのコーナーチェストはいつか娘が巣立つときにプレゼントしたいなと思っている母です。

■知育ポスターは一生モノ

12歳と9歳の2人は、今このポスターから想像しながら考える力を養ってもらっています。 私は自然の摂理と身体は繋がっているんだということを学んでいます。

リビングの一角にあるこの場所をどんなインテリアにするか、娘と一緒に考えることで9歳の彼女には空間を想像する力が備わってきています。 子どもの柔軟な発想から、私はインテリアのヒントをもらっています。 

新年度がはじまり、我が家は大幅に模様替え。息子と娘それぞれの部屋ができました。それぞれの部屋にフォルネの知育シリーズの何を置こうかな。次はどんな効力が待っているのかな。今はそれも楽しみ。

そう考えると、このポスターはこれからも家族の成長に伴走してくれるであろうアイテム。きっと一生モノになるのだろうなと思うのです。 

 

■今回ご紹介したアイテム
日本地図ポスター ¥1,320
世界地図ポスター ¥1,320
惑星ポスター ¥1,320
※税込価格