“つくる”楽しさが特別な一冊になる、絵本工作キット
紙をちぎったり貼ったりしながら自分だけの生き物をつくり、最後は一冊の絵本に仕上げる工作キット。発達心理学や教育学を専門とする教育学博士・公認心理師の鏡原崇史先生と一緒に、幼児期に大切な「感覚」「手指操作」「非認知能力」の3つの視点から考えました。手を動かして自由に表現する楽しさを味わいながら、できあがった作品を綴じれば、世界にひとつの絵本が完成。つくる楽しさが、特別な絵本を読む楽しさへとつながっていく一冊です。
正解はありません。自由な発想で生き物をつくろう!
登場する生き物は、うさぎの耳やぞうの鼻など、それぞれ体の一部があえて描かれていません。「何が足りないのかな?」と気づき、「どうやってつくろう?」と考えながら、自分の手で完成させていく過程が、子どもの好奇心や主体性、創造性を育みます。赤いパンダや虹色の魚、鼻の短いぞうがいてもOK! 見本や実物にとらわれず、自分の「こうしたい!」を形にしましょう。最後には、顔や体から自由に架空の生き物をつくり、自分だけの名前をつけるページもあります。
質感の違いを楽しめる10枚のちぎり紙セット
和紙や薄くてやわらかな紙、ざらざらした紙、つやつやした紙、キラッと光る金・銀の紙など、質感の異なる10種類のちぎり紙をセットにしました。手触りやちぎれ具合、ちぎるときの音もさまざま。中には少しちぎりにくい紙もありますが、紙の違いを感じるきっかけになります。ちぎる、くしゃくしゃにする、丸めて立体的にする、こより状にするなど、思うままに手を動かして、生き物の耳や毛、うろこを表現してみましょう。
何度でも読みたくなる、リズムの楽しい絵本
絵本の文章は、繰り返し声に出したくなる響きやリズムにこだわりました。できあがったら、お父さんやお母さんに読んでもらうだけでなく、子ども自身が読み手となって、家族と一緒に絵本を楽しむのもおすすめです。しっぽや特徴を手がかりに、「だーれだ?」とクイズをしながらページをめくるのも、楽しみ方のひとつ。自分でつくった世界にひとつだけの絵本だからこそ、何度も読み返したくなる、大切な一冊になります。
工作は一人でも家族とでも楽しめます。紙に触れ、自分で考え、誰かと関わりながら創作する時間を、日々の遊びに取り入れてみて。「どんな手触り?」「ちぎりやすいね」などと親子で話しながら行うのも◎。
生き物の形がわからないときは、図鑑などを見て調べるのもおすすめ。耳の形やしっぽの長さ、体の模様を観察すると、新しい発見にもつながります。見つけた特徴をヒントに、アレンジを楽しんでください。
もっとつくりたくなったら、生き物のまわりにも好きなものを足してみて。草や木、果物などを加えたり、好きな模様をつけたり。思いついたものを自由に組み合わせて、自分だけの世界を広げてみてください。
子どもが「やってみたい!」と思うものからはじめて、つくれたページだけを綴じても、絵本として楽しめます。成長とともにページを増やしながら、時間をかけて一冊の絵本を完成させていくこともできます。


























一緒につくりました
教育学博士・公認心理師
鏡原崇史先生
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