【feature】自分軸を大切にしたフォルネのものづくり
※本コラムは2022年9月発行のフォルネジャーナルvol.1の内容を掲載しています。
デビューして3年半が経ったフォルネ。第三子の出産を迎えるディレクター伊場が今感じること、これからやりたいことを語ります。
自分の子育ての一部になるものがフォルネの原点
フォルネは私自身の育児の経験を通して、ほしいと思うものを形にしているブランドです。出産や子どもの年齢の変化など、自分のライフステージに合わせて必要だと思うものを作っています。そして、そうやって生まれたものが色んな人の子育てに携われていることにとても喜びを感じてます。長い人生の中でみると、ほんの小さな頃のたった1年や2年。記憶に残らないものかもしれないけれど、その時期の親子の一瞬一瞬の風景にフォルネが関われていると思うと、とてもうれしいです。
子育ての「ちょっと困った」を手助けできるようなデザインを
日常的な育児においての困りごとや小さなモヤモヤって、デザインの力で解決できることもあると思うんです。例えば「お支度ボード」ではやることを視覚的に分かりやすくまとめたり。実際に今子育てをしているから分かる、必要な要素を詰め込むようにしています。子育てってやっぱり楽しくないと意味がないし、子どもの目線に立ったときもママの気持ちが満たされていることはとても大事だと思っていて。だから、ママが子どもと一緒に使ってみて「これかわいいね。買ってよかったね!」ってなってほしいなと願っています。
第三子出産後は育児も仕事ももっと楽しんでいきたい
第三子を迎えるにあたってまた一から育児を楽しむのはもちろん、新しいことにもチャレンジしたい気持ちが湧き上がっています。子ども食器や離乳食なども作ってみたいなとぼんやり考え中です。自分自身のスタンスは変わらないけれど、今あるものに満足せず、ずっと新しい感覚で面白いものづくりを続けていきたいですね。そのときどきで「ほしい!」と閃いたものを作っているので計画性がないといえばないのですが(笑)。
フォルネを通じてお客さまと一緒に「楽しい」をシェアしたい
そして、これまでよりもお客さまとのコミュニケーションを増やしていきたい! と思っています。この「フォルネジャーナル」もそのひとつで、あえてオンラインやSNSではなく紙媒体にすることにしました。育児や家事のスキマ時間に一息つきながら読んでもらえるとうれしいですね。ほかにも、お客さまと一緒に「楽しい」がシェアできるような仕組みを少しずつ考えていきたいです!