子どもと楽しむ「デカルコマニー」
こんにちは!ディレクターの伊場です。久々のコラムになってしまいました(汗)
今日は次男と“デカルコマニー”という技法を使ったおえかきあそびをしましたので、ご紹介したいと思います♡
デカルコマニーとは
紙の半分に絵の具をランダムに垂らしたり、塗ったりして、紙を二つ折りして広げると、偶発的な模様ができるという技法。
以前、次男が幼稚園で見た絵本に載っていたようで、「(次男)絵の具ぺたぺたして、紙を二つに折って広げるのしたい!」とリクエストがありました。
■今回準備したものは...
・フレームスケッチブック/ヒノキ
・絵の具
さっそく作ってみよう
デカルコマニーの基本は、最初に書いた方法が多いと思いますが、今回はどうやら、次男の中で思っている形があるようで、とりあえず思うようにやらせてみることに。
さっそく紙を二つに折って広げて、絵の具を手に取り、(迷わず!)左に横線、右に縦線を!
二つに折って広げると、チェック模様のような可愛い柄が出てきました!
続いて、さらに絵の具をのせ、再び二つ折りして広げて...。なかなか激しい色になってきました (!)
「じゃあ、次は違う方向におったらどうなる?」
「(次男)ここには着いてないね~」
「じゃあこっちは?」
と、どんどん折っていくうちに
最初は、左右対称に広がった絵の具が、放射状に広がり、折るたびに混ざりあう絵の具に深みが増して変化して、まるで絵画のようなアートが完成しました。絵の具が乾いたら「フレームスケッチブック」にはさみ直して完成!
続いて、こんな方法も
先ほどは、絵の具を足しならいろんな折り方したけど、例えば、最初から細かく折っておくとどうなるか?なみなみのじゃばら折りに!さらに、今回は絵の具をポタポタと点々模様に、いろんな方向に落としてみました
折り目に沿って、ぎゅっと折りたたみ、広げると!不思議な模様が出てきました。
次男には、かき氷・ちょうちょ・ぞうさん・顔に見えたそうで、マジックで目や体を付け足して完成!
最初に次男が想像してたものから、かなり形の違うものになったかもしれませんが、決まった作り方にとらわれず、自由に実験的に試すことで新たな発見があり、思いがけない力作(笑)が生まれました(^^)
我が家の工作あそびでは
ちなみに、我が家では、工作あそびをするとき、大きく二つのポイントを大切にしていて...
①1つは、あえてルールを作って、その中でどれだけ工夫できるか楽しむ。(色は○色だけ、○○できるのは2回だけ、紙ならなんでも使ってOK などなど)
②もう1つは、思い切り自由にやらせて、思いがけない発見や面白さを楽しむ。
というもの。(他にも「人(兄弟)のは見ずに作る」笑 などなど)
今回は②の方で、何回も折ったり、絵の具を追加したり、細かく折ってからやってみたり、進めるうちに「どうなる?どうなる?」と、次男も夢中になっていました。
「デカルコマニー」は、小さなお子さんも一緒に楽しめる技法なので、ぜひ親子で試してみてください。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
Mayo Iba