【スタッフコラム】お家時間を有意義に。5歳の娘とペーパーモビールを工作

はじめまして!

今回からコラムを書かせてもらうことになったフォルネスタッフの宮内です。
わたし自身は、5歳の娘と1歳の息子をもつ働くママ。
育児と仕事に奮闘する暮らしの中でひと役買ってくれている愛用品や子どもと一緒に楽しめる遊び、ものづくりについてなどなど、これからちょこちょこと発信していきたいと思います。どうぞよろしくお願いします!

■ 2020年を振り返ると

2020年も残すところあと約2カ月となりました。
今年は家で過ごす時間が増え、家の居心地をよくしようと暮らしを見直した方もきっと多いはず。
わたしもその一人で、好みの音楽を探してかけたり、普段はしないところを掃除したり、ちょっといいお菓子を取り寄せてみたり。

今まで通りの生活だったらきっとやらなかったかな、ということを、少しずつ。
どれも小さなアクションですが、そんな風にほんの少し変化を加えるだけで気分ってずいぶん良い方向に変えられるんだということに気がつきました。

とくに母親って一家のムードメーカーでもあると思うんです。
そんな存在だからこそ、まずは自分自身が機嫌よく過ごせること。
それがきっと何より大切! と、つくづく感じる1年となりました。

そして子どもとの過ごし方、向き合い方にも変化がありました。
せっかく一緒にいる時間が長いなら、そして外に出かけづらいのなら、家の中で親子がともにできること、楽しめることを増やそう! と。
今までは腰が重いなぁと敬遠しがちだったお菓子づくりやものづくり系の遊びにも、この際だからとトライすることにしてみました!

■ 5歳と一緒にモビール作り

年中になる5歳の娘と一緒にトライしたのは、紙でできたモビールづくり。
パーツの配置が好きに決められて、自分流のオリジナルのモビールができるというシロモノです。
我が家流のハウツーの様子をご紹介しますね!

パッケージを開けると紙のパーツが全17種類と竹ひご、糸、センターパーツが入っています。
自前で準備するのは基本的にはハサミとのりだけで大丈夫です。

つくりかたの手順が載ったリーフレットも同封されています。(親子ともども決して器用ではないので、隣に置いて見ながら作れるのはありがたい……)
これに沿って、作業スタートです。

① 土台からパーツを取り外す

まずは土台にセッティングされている紙のパーツをひとつずつ外していきます。
これは子どももやりやすい作業で、我が家の娘はなぜかこの工程をすごく楽しんでいた模様。笑

すべてのパーツをひと通り並べるとこうなります。
後で糸を挟んで貼り合わせるので、同じ形のパーツがそれぞれ2枚ずつ。

② パーツの配置決め

次はいよいよ肝心の配置決めです!
娘は「なみなみー」「おつきさま!」「ドア〜」などとそれぞれのパーツが何に見えるか教えてくれました。
幾何学的なモチーフなので、見る人によっていろんな形に思えるのが面白いですね。

左右のどちらかに重心が偏りすぎないようなんとなく意識しながら、好きに並べていきます。
娘と相談しながらも、ここは完成形にもっとも影響する部分なのであくまで主導権は母。

パーツの配置が決定!
竹ひごごとに動くので、ゆらゆら揺れる様子を想像しながら、縦に4段ぶんつくってみました。

③ 糸を切ってパーツの上に置く

次に付属の糸を切ってパーツの上に置いていきます。

竹ひごと竹ひごを縦につなぐのもこの糸の役目なので、上下ともに長めにカットしておくのが◎です。
2枚セットになっている紙のパーツのうち1枚は横にはけておきます。

④ 紙のパーツをのりで貼り合わせる

糸を置いた状態で、紙のパーツにのりをつけて同じ形のパーツと貼り合わせていきます。
このとき、気をつけるべきは糸をできるだけセンターにもってくること。

こんな風に指で押さえながらやるとずれにくいです。

三角は頂点に糸をできるだけぴったり合わせたかったので、部分的にマスキングテープで仮留めしたあと、のりで貼りました。

このように連なっているパーツは貼り合わせたあとに軽くひっぱって微調整。

⑤ 竹ひごに糸を結びつけてセンターパーツを通す

竹ひごと糸が接する部分はキュッと固定したいので、2回ほど固結びをします。
その後、付属のセンターパーツを取り付けたら……

完成間近です!
写真は竹ひごと結んだあとの余り糸が残った状態。
この後、ぴろんと垂れた糸を短くカットします。

⑥ 完成

いよいよ完成しました〜!
細かい作業もあった後半は、母が夢中でやっていましたが(笑)、娘も工程の一部に加わったぶん、出来上がりを見て嬉しそうににんまり。

ちなみにひっそりとこだわったポイントは……

配置の際にイメージしたのは、左が夕日、波、陸。そして右が惑星(に、見えますか? 笑)です。
惑星型は中の丸だけくるくる回ると可愛いかな?と目論んで。

いろんな場所に飾って楽しむ

・リビングで

まずはリビングからよく見える一角に。
我が家は白の面積が多く殺風景だなぁと感じていたのですが、格段におしゃれ度が増した気が! 
また、高い場所に吊るすので子どもの手が届きづらく、壊れたり汚れたりしないのもいいんですよね。

・寝室で

リビングで堪能したあとに寝室へ移動。こちらも白い空間なのでモビールがよく映えます。
時計や本棚とベージュのモビールとの色のトーンが似ているからか、なじみがよかったです。

・玄関で

もしかしてここもいいかも……? と玄関の天井に吊るしてみると、思いほかとてもしっくり!
いつかは絵を飾りたいと考えている場所なので、壁を傷つけずに素敵なあしらいができて嬉しい〜!

■ 取り付けかたも簡単なんです

このようにマスキングテープでぺたりと貼っただけですが、そこまで重量がないからか、落ちてくることはありませんでした。
もしくは押しピンで固定したり、天井にフックがあればそこに括りつけるのもよいかな? と。
天井の材質や住環境によって、いろいろと変えられそうです。

家事を終えてふぅーっとひと息つくとき、ほのかに揺れるモビールを眺めていると、不思議と気持ちが落ち着きます。
炎やキャンドルの火の“1/fゆらぎ”に癒し効果があるとはよく言われますが、それに近いものを感じる気もしたり……。

また、制作過程でできるだけ娘に助っ人をしてもらったぶん、愛着もひとしお。
今まであまりやってこなかったけど、工作遊び、ハマりそうです!(わたしが)。
次は何を作ろうかな? と、ワクワクしています。

 

■今回ご紹介したアイテム
ペーパーモビールキット
¥2,420 (税込)