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Column
2019.11.1

子どもと行きたい アートギャラリー

こんにちは!ディレクターの伊場です。
気づけば11月、秋ですね!秋といえば、芸術の秋!

我が家では、子供達に、いろんな作品や自由な表現に触れてほしいので、秋に限らず美術館や作品展、アートイベントによく子供を連れて行きます。

フォルネの拠点である愛媛にも、「MUSTAKIVI(ムスタキビ)」という私の大好きなギャラリーがあって時々子供を連れて行くのですが、現在開催中の展示も「子供たちに見せたい!」と感じたのでこの機会にご紹介したいと思います!

愛媛県松山市にあるMUSTAKIVI
https://www.mustakivi.jp

愛媛出身・フィンランド在住のテキスタイルデザイナ-・陶芸家の石本藤雄さんプロデュースのギャラリ-&茶房です。石本さんはフィンランドのマリメッコで1974年から活躍されているデザイナーさんで、北欧好きの方はよくご存知だと思います!

そんなMUSTAKIVI で現在開催中の「Orangeria – the Ceramic Garden of Infinite Summer」は、フィンランドを拠点に活動するアーティスト マリアンネ・フオタリさんによる日本で2回目となる個展。

マリアンネさんは、自身のスタジオ「STUDIO smoo」で制作活動をしながら、フィンランドのテキスタイルブランド「Finarte(フィンアルテ)」のアートディレクター・デザイナーとしてもその名を知られていて、「Arabia Art Department」の客員アーティストとしても活動されている、今、フィンランドで最も注目されている若手アーティストさんです。


今回の個展では、「永遠の夏」をテーマに、自身のルーツであるフィンランドの自然や文化からインスピレーションを得た陶の作品や植物・果物をモチーフとした作品が展示されています。

Mandariinitarha マンダリンガーデン

白い部屋の中に入ると、まず最初に目に入る大きな作品が「マンダリンガーデン」。今回の個展の中心となる作品で、異なる色・形状・質感の陶のパーツをいくつも組み合わせて作られた大きなタペストリーです。

フィンランドでは、ラグを壁に掛けてインテリアとして楽しむウォールラグ(フィンランド語で「Ryijy(ルイユ)」)の文化があって、ラグのウール素材を陶に置き換えるという表現を、マリアンネ自身が独自に生み出し、作った作品だそう。

全体のフォルム、立体感、テクスチャーは、陶に置き換えたからこそできる表現で、洗練された色と質感の組み合わせ、絶妙なバランスは思わず細部まで見入ってしまう、ぜひ実物を見て楽しんでほしい作品です!

そのほかにも、ウォールラグから表現を広げて、小さなパーツをカーテン状につなげた作品「Pouta(太陽が降り注ぐ草原)」は、テキスタイルデザインがそのまま立体になったよう。映し出される陰までも可愛い。

Pouta 太陽が降り注ぐ草原

こちらは天井から吊るしたオブジェ「Ujot Urvut(内気なつぼみ)」。

Ujot Urvut 内気なつぼみ

そして、個展のキーヴィジュアルにもなっている「モフコ パールナ(大ぶりな梨)」は、なんとも言えないポテッとした形と、パイナップルの皮のような表面が、可愛いんだけど魅惑的な雰囲気を醸し出していました。

Muhkupaaryna 大ぶりな梨

ギャラリー全体を見回すと、ピンク、オレンジ、グリーン、ベージュ、ネイビー、日本人(特に女性!)の感覚でも「すごく可愛い♡」と感じる色彩で溢れています。
ちなみに、マリアンネさんの座っているウォールラグも作品の一つで、実際に座って写真を撮ったりできるそうです。

マリアンネさん本人にお話を聞ける機会があったので、「子供と一緒に観に来たとき、どんな風に展示を楽しんでほしい?」と質問すると、

『例えば「マンダリンガーデン」をみて、子供たちの想像力を養うという意味で、何が見える?どんなものが隠れてる?と探したり、フルーツやお花など身近にあるモチーフを使っているので、見たことある形を見つけて楽しんでほしい。
ほかにも、素材感や色など、日本ではあまり見ないものもあるので、見て感じてほしい。』

と言っていました♡

「アート」というと、小さな子には難しいかなと大人は感じるけど、色や形、質感、雰囲気はきっと見るだけで何かを感じとれるはず。不思議な形や海外の色彩感覚、素材感に、大人はもちろん、きっと子供たちも楽しめると思います。

我が家の子供たちにも、海外の色彩感覚にも触れることや自由に手を動かしてつくること、文化や伝統を新しい形で自分なりの感覚で表現すること、ゆっくり伝えたいなと感じた展示でした(^^)

一緒に写真を撮っていただきました

12/8まで開催していますので、愛媛へお越しの際はぜひMUSTAKIVIへ足を運んでみてください!

そしてなんと、この貴重な展示、無料で観られます!

■会期:2019.10/12(土)~ 2019.12/8(日)入場無料
10:00~19:00(木・日曜 ~18:00)  火・水曜 休

■会場:MUSTAKIVI(ムスタキビ)
https://www.mustakivi.jp
〒790-0004 愛媛県松山市大街道3-2-27 1F-B1

■マリアンネさんのInstagram
https://www.instagram.com/studiosmoo/

最後までお読みくださりありがとうございました(^^)

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